銀行辞めました

これから教師を目指します。

なぜ教師なのか

私はなぜ教師になりたいのか。

銀行の仕事は正直きつくて辛かった。けど私は決してしんどいから仕事を辞めたわけではない。だって仕事がしんどいのなんて当たり前でどこ行ってもそれは一緒。

教師の仕事なんてもっともっとしんどいだろう。じゃあそれが分かっていながらなぜ教師なの?

私は1回目の学生時代(実は仕事を辞めてから通信制の大学生になり教員免許を取る勉強をしてます)の時に集団授業の学習塾でアルバイトをしていました。

その時に多くの子供たちが真剣に勉強して志望校に合格して喜ぶ姿を見て、いい仕事だと考えていました。けれども高校受験なんて彼らの人生のごく一部でしかなく、塾に通う子供の他にも多くの夢を持った子供がいます。私はそんな子供たちの夢も支えてあげる仕事をしたいと思い次第に教員を志しました。受検勉強という枠組みに縛られている塾の講師を志望しないのはそういう理由です。

しかしそう考え始めたときは既に銀行への内定も出ており夢追い人ではなく現実に生きることにしました。そして銀行へ入っても銀行の仕事にやりがいを見出すことができず、教員となる目標を諦めきれず現在の決断に至っています。

学歴社会となった昨今においては、人生の目標を持たずにとりあえず学力の高い高校、大学へと入学することを目標としている子供が多くいます。私はそれを否定するつもりもありません。けど今教えている子供(私は今も元の塾でアルバイトしています)に伝えたいことは、それだけじゃダメなんだよっていうこと。進学した先で自分の本当にやりたいことを見つけるために色々なことにチャレンジする勇気を持ってください。

けれども家庭環境によって塾に通えない子供、高校に進学しない子供もいます。私はそんな子供たちにも目標を持って人生を歩んでほしいと思うし、それを支える教師でありたい。子供の夢は一様ではなく尊重されるべきであるが、人の道を踏み外していれば正してあげる存在でも私は在りたい。

私の決意表明みたいになりましたが、この気持ちは一生忘れず頑張りたいと思います。